BOOK・・

□ただ側にいるだけでいい。
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『また、やっちまったよ。勝負の女神様!!銀さんに来てくんねぇかな。』

パチンコで、大損した銀時はトボトボと万事屋に向かって歩いていく。

ーーーこんな時ぐらいは、あの笑わない女見にでも行って癒されていきますか。と考える。
いやっ。なんでアイツなの??もっと可愛いヤツいるじゃん??結野アナ!!?あっそうだ!!結野アナの番組があるって、今日朝あったんだっけ。
と急いで走ろうとした瞬間、雨はザァーと降っていく。
『こりゃ、止みそうにねぇな。しばらく雨宿りでもしますかね。』と屋根のある所に向かい雨をしのんでいた。

『んっ。あれは・・??』向こうで、雨に打たれている者がいるな。と見ると、どっかで見た事がある顔だ。
じっーと見ると、大胆に開かれたスリット。金髪の髪。そう先ほど考えてた相手・・月詠であった。

『ちっ、アイツ何やってんだ。』屋根から飛び出し、『おいっ。』と声をかけ、月詠の所へ行くと、月詠はふっと寂しそうな顔で笑った。
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