BOOK・・

□胸当たってますよ。
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『今日はまた、のんびりとした日だな。』

吉原の天井がこの男ーー坂田銀時によって開放されたので、吉原にあるひのやを、太陽による日差しが暖かく包みこむ。

『あんたのおかげだよ。吉原の救世主様たち。』笑いながら日輪が茶を置く。

『吉原の救世主様ってんのも、なんかムズがゆいなぁ。』

『なに言ってんだい。本当にあんた達には感謝が足りないよ。』

『だったら養ってくれない・・。』そう告ようとした時には、何処からかクナイが飛び出し銀時の後頭部に突き刺さる。

『ぬし、子供達がいるだろ。ちゃんと養わなければならんのじゃぞ。』と月詠がフゥーと煙菅に口付ける。

『わかってるよ。銀さんだってここに来てちゃんと仕事やってますよ。晴太の子守りやら団子食いに・・。あとはだな・・。』

ーーーー本当は、てめぇに会いに来てやってんだよ・・月詠。


『だからー!!ぬしはただ団子をたかりに来ただけではないかっ!!』

『てめぇー。まだ言う事あったんだぞ!!あいつ寂しいがってないかとか、銀さん気遣いしたり??とにかく!!晴太の子守りしてやってるって言ってるだろ。このヤロー。』

ーーーーなんでこうも気づかないんだ。やっぱりおぼこだから経験がない??どう伝えれば、わかるんですか??このヤロー!!

そう思っている事も気づかない月詠は辺りを見渡す。
『ぬし・・そういいながら晴太がいないじゃないか・・??』

『はぁ。だーかーらー!!』と隣で立っている月詠の方に向き出すとーーーー

『ツッキー久しぶりアルネ。会いたかったアルヨ。』
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