BOOK・・
□胸当たってますよ。
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ーーーーやべぇ。またこの展開!!?
俺また、ジャーマンプレスかけられちゃうの??
イヤイヤ。もう嫌だから。
だけど・・だけどっ!!
この展開滅多にねぇー!!!
銀さんも男だからね。
こんな展開誰しも妄想してた展開だからね。
あれだよ。あれ。
女の子が背中からこう・・満員電車が揺れてぶつかるみたいな。本人は気づいていないけど、当たっていますよ。的な!!?
それが今、顔にきてるわけであって楽しまなければ男として失格じゃね??
どうにか顔を動かし、月詠の胸を堪能しようとしていた時に
『そういえば、銀ちゃんどこにいるでアルか??』
『銀時はここにいるではないか。ほれ。』と後ろに向いていた月詠が銀時の方へ向くと・・
パチリッ。
『銀時・・。ぬし何をやっとるんじゃ・・??』
『いやぁ。あれね。あのーパフパフを・・』
銀時は月詠の方を恐る恐る見ると
ピクッ。ピクッ。
『何やっとるんんじゃ。ボケェ。!!!』
と銀時を袖を掴み向かいの店先に投げ込んだ。
『いてぇ・・。あれはおめぇが・・。』と頭をガシガシ掻く銀時に対して『銀時。ぬしには見損なった。今後一切わっちに会わないでくれ。汚わらしい・・。』と冷たい目線でひのやの中に入る。
『おいっ。神楽ちゃんは、銀さんを見捨てねーよな??』と神楽の方へと歩き出すと
『来るんじゃねーよ。天パ!!私の前に現れるな。じゃ、私はお妙の所に行くアルネ。』
とこちらも冷たい目線で銀時を見て、しまいにはブッと唾を吐く。
『えっえっ・・。俺なんでこうなっちゃうの??太夫ー!!神楽ちゃんー!!300円あげるからかえってきてー!!』と吉原全体に銀時の声が響いた。