BOOK・・

□人肌恋しい季節になりますね。
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日が出始める頃・・。

地上では、自動販売機に首を突っ込んでいる男が1人。

『あー。頭いてぇ。ってか寒すぎだろ。このまま凍死!?そんなの銀さん嫌だよ。まだ冷凍マグロになんてなりたくないからね。』と体をガタガタ震わせてる銀時。


腕を摩りながら、なんとか暖まろうとするが、体の冷えは銀時が思っているほど強い。すると、何か思いついたのか万事屋とは別の道へと歩みを進めていた。




一方、地下にいる月詠も同じく、体が冷えガタガタと凍ばらせていた。

『いつもは、こんな事で体が冷える事もなかったんじゃが。これは、天井も空いたのもあるな・・。』と、ホォー。と息を出し手を暖める。

ーーーーー天井・・。と考えてつくも、何か考えていた事を消そうと頭をブンブン振った。

『なに・・。わっちはアイツの事を考えているんじゃ。ともかく見回りを済ませひのやに帰るとするかの。』と足を早めていた。
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