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□ぬしの前では、悪女になってもいい。
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体を重ね合わせた。
傷も舐め合い、傷を互いにつけた。
それでも心は、重なっているのか、それとも違うのかすらわからなかった。
ただそれでも・・いつか・・
あなたに『愛してる。』と告げれるんだろうか?
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『ぬしは、発情期真っ盛りの猫か??』
『ああ。そうなら、この状況・・なんて言うんだよ。』
さっきまで身体を重ねたのに、銀時の手は月詠の乳房を、横から触れる。
『ってか、月詠。おめぇも、前はジャーマンプレス交わすぐらいオボコだったのに。今は淫乱になっちゃって。銀さん、寂しいよ。』
つんっ。と乳頭を摘みあげると、声が出そうなのを抑え、月詠は自分の唇を噛んだ。
『なにを、申すでありんすか。ぬしが、わっちを変えたのであろう??だが、わっちの心は変えられんぞ。』
『そうだったな。俺とお前は、身体だけの関係だったな。』
『ああ。そうじゃ。欲を吐き出す男と女だけの関係でありんす。だから今回は・・。』
銀時と向かい合う形をとり、側にあった手ぬぐいを掴み、月詠は銀時の目を隠した。
『わっちが、優先じゃ・・。』
ーーーーーーーいつからか。
わっちが、銀時を求めて
。
銀時も、わっちを求めるようになったのは・・。
最初だけは、わっちは覚えている。
わっちが、銀時の袖をひき、耳たぶを顔そっと近づけてこう言った。
『わっちと、寝てはみないか・・?』
その夜は、幾度となく絡みあったか、わっちは忘れていない。
それから、どちらかが欲を発散するため、こうして身体を重ね合わす。
それだけの関係。それでよかった。
だが、わっちは、それだけの感情ではなかった。
会った時から、銀時に惹かれていた。
ただ側にいるだけで、よかったはずなのに。
『触れたい。』そう思うのが日に日に増していき、あの時無意識に、銀時の袖を掴んだ。
そして・・溺れてしまっているわっちがいる。
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『銀時、きもひいか・・??』
月詠は、銀時の肉棒を両手で掴みながら、くちの中で塊を味わう。
『つくよっ。てめぇ、なに口で咥えて・・しゃべってんだよ・・。』口では威嚇する銀時だが、顔は紅潮し、『ハアハア。』と唇から涎が垂れている。
それを見て月詠は、もっと虐めたくなり咥えたまま速度を早めた。
『つく・・よっ。』銀時は、限界に近いのか月詠の頭の抑え、前後に腰を振る。
月詠は、銀時の腰にリズムを合わせた。
『んぐっ。・・んっ。』
ジュプジュプと卑猥な音が響く中で、銀時は目隠しをしているので、余計に快感が襲ってくる。
『つくよ・・そろそろ。・・んっ。』銀時は、身震いを起こしながら、自分の欲を月詠の口に出した。
『んっ。あっ・・。』月詠は銀時がイク姿を見つめながら、ろうの様に垂れていく欲を綺麗に舐めとった。
『もうそろそろ、これ外しちまっていいか??お前のイク顔見たいしよ・・。』銀時は月詠の位置を確認するべく、月詠の身体をそっと撫でていく。
だが、月詠は銀時の手を払い『今回は、わっちが主導権であろう。ぬしは、されるがままになりなんしっ。』と銀時の上に跨がった。
『俺、攻める方がすきなん・・っ。』
月詠は、その言葉を無視し、ヒクヒクと痙攣する秘部を銀時の肉棒に押し付けた。
『おいっ。お前まだ・・。』
『いいんじゃ。ぬしには、わっちのここは不足でありんすか??』
『いや。そんな事なかったみてぇだ。』
ズブゥと入る肉棒は、秘部に包まれギュッと締め付けられ、その絡まる中から、トロリと愛液が滴り落ちる。
その感触が、月詠から滴り落ちる愛液が、銀時の太ももを
感じさせた。