■僕は、ある日トイレの妖精さんに会いました。

□*閻魔さんは暇で暇で死んでしまいます。
1ページ/5ページ


side:ennma





此処は死者の国。





「はい、天国。


 君も、天国。


 うん。天国。




・・・・・・・・・・・・・ああ!!



もう、みんな天国だよ!!



 ほら、さっさと天国行って!!



 て、ことで今日の仕事終わりー♪」




俺は、勢いよく椅子から立ち上がると、

何かが俺の頬を掠った。



「ふざけんな・・・イカ・・・・・」



「・・・い・・・痛っ。

 
 もーやめてよ!!!鬼男くん!!」






鬼男君は、俺の部下だが、容赦ない。


この前、「セーラー着て♡」って言ったら殺されかけた・・・(笑)






もっと優しくしてほしい・・・。



俺は、ため息をついた。







「鬼男くん!!俺は忙しいの!!」




「どうせ、またくだらないセーラーとかのことですよね。」




「ち・・・違うよ!!

ジャーン!!面白いもの買ったんだ!!」




俺は、机の引き出しの中から液晶画面が輝く端末を出した。












次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ