■僕は、ある日トイレの妖精さんに会いました。
□*閻魔さんは暇で暇で死んでしまいます。
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此処は死者の国。
「はい、天国。
君も、天国。
うん。天国。
・・・・・・・・・・・・・ああ!!
もう、みんな天国だよ!!
ほら、さっさと天国行って!!
て、ことで今日の仕事終わりー♪」
俺は、勢いよく椅子から立ち上がると、
何かが俺の頬を掠った。
「ふざけんな・・・イカ・・・・・」
「・・・い・・・痛っ。
もーやめてよ!!!鬼男くん!!」
鬼男君は、俺の部下だが、容赦ない。
この前、「セーラー着て♡」って言ったら殺されかけた・・・(笑)
もっと優しくしてほしい・・・。
俺は、ため息をついた。
「鬼男くん!!俺は忙しいの!!」
「どうせ、またくだらないセーラーとかのことですよね。」
「ち・・・違うよ!!
ジャーン!!面白いもの買ったんだ!!」
俺は、机の引き出しの中から液晶画面が輝く端末を出した。
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