■BracK?WhitE?

□紅い目の少年
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「もしもし、芭蕉だよ。


 アル君?どう?コンテー君は見つかった?」




「・・・いや、でも、賭博場にはいるんですよね。」



「うん。たぶんね。とりあえず、すぐ本部に連れて来て。



よろしく頼んだよ。アル君。」














「あ。あの・・・芭蕉さん。



 ひとつ聞いてもいいですか・・・?」




























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僕は、賭博場に入った。



華やかに着飾った人々。



色々なところで光り輝く電飾。



酒と煙草の匂いが充満していて、目がチカチカする。



その中、とても目立つ人がいた。






「ははは。え。もうこんな時間。

やべっw あのアホ上司に怒られるww


やっぱ今日は、本部へ行かn・・・・・」



僕は、彼の襟首を掴む。



「さ、帰りますよ。コンテーさん。」





「ぎゃ。ごめん。ごめん。アル君。


 芭蕉さんには言わないで。」






「芭蕉さんに頼まれてここに来ました。」








「まじかよ。まぁ、いっか。


 今日持ってきたお金全部なくなったし。」




こんなところで、お金を使うなんてこの人は頭がおかしいのだろうか。


ギャンブルにお金を使うなんて馬鹿がすることだ。




「はい。」








空は、厚い雲が覆っており、とても薄暗い。


直に雨が降るだろう。




「どうした?アル?」



「あのコンテーさん、ひとつ聞いていいですか?




















・                   」




















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