■BracK?WhitE?
□幸福論者
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「暑い・・・」
僕は、そう呟いた。
太陽の光が僕を照らす。太陽光が顔に当たり、ヒリヒリする。
時折、風が吹くが、空気も太陽によって温められているため、体を冷やすどころか、汗をより噴きださせた。
「暑い・・・・」
「暑い。」
「おい、みんなで暑い暑い言うのやめないか。」
ベルさんは、長そでのカッターシャツを着ていた。
見ているこっちが暑くなりそうだ。
いつも、つけているネクタイはないが。
「・・・ベルさん。なんであんた長袖なんですか、見てるこっちが暑くなりますよ。」
「・・・私が肌を露出したら、犯罪ものだからだよ。」
ベルさんは、はは。っと自嘲気味に笑った。
「ワトソン。アイス買ってきてよ。私は、ガリ●リ君で。」
太子さんは、アスファルトの上をごろごろ転がりながら言った。
さっきまで、寝転がっていたからだろうか、顔に跡がついている。
「じゃ、俺は、ハーゲ●ダッツ」
「じゃ、私は、P●RMで」
閻魔さんとベルさんが右手をあげながら言った。
「嫌ですよ!!
というか、閻魔さんとベルさんが言うアイス高いやつじゃないですか!!
じゃんけんで負けた人が買ってくることにしましょう!!
はい!!出さなきゃ負けよ!!
じゃんけんポン!!」
僕とベルさんと閻魔さんは、パー。
そして、太子さんは・・・グー。
「あざっす!!太子!!」
「じゃ、僕は、パピ●買ってきてくださいね☆」
「くそ・・・覚えてろよ・・・ワトソン」
太子さんが立ち上がった瞬間。
「お待たせしました!!すいませーん」
茶髪の少年が走ってきた。
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