愛されるプロジェクト-カゲプロ夢-
□貴方は確信犯?-セト-
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そして、いい感じの位置で止まると、素早く手鏡を取り出し髪を整えると、またセトを待つ。
すると、待ち始めて1分もしないうちに・・・。
「ねぇねぇ。君さぁ、待ちぼうけ食らってるんでしょ?どうせ。だったらさびしいもの同士遊ぼうよ」
と二人組に囲まれてしまった。
そしていくつか訂正させてほしい。
まず、待ちぼうけではない。
必ずセトは来るもん!!
そして二つ目・・・私は寂しいものではない!!
た・・・たとえセトが来なくたって私にはキドとかモモとかマリーとかいっぱい友達がいるので!!
決してさびしいものではないのであなたとは遊びません!!
と言いたいが、何や薄気味悪い笑みを浮かべているので声が出ません。
逃げたくてもの足が動かないし・・・。
これを俗に『足がすくむ』というのですね。
つまりそういうことなので、果てしなく怖いです!