小説1

□君といつまでも
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千年伯爵。

ノア。

そして、僕の中に眠る14番目。

さようなら。

たくさんの命が奪われて。

多くの人が血と涙を流した。

その数の分悲劇が生まれ。

[立ち止まるな、歩き続けろ]

この言葉を繰り返し繰り返し頭の中で唱えてきた。

もう、だいじょうぶ。

永きに渡る戦争が、終結し。

僕はようやくこの足を止めることができた。

ふと見上げた空があまりに青くて。

涙が溢れてきた。



-君といつまでも-



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