小説1
□冷たい手を暖めて
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シンドリアという国は朝晩の気温差が激しい。
それに悩まされる天才魔道士ことヤムライハ。
今晩は特に冷える。
冷え性の彼女にはとても辛い。
脚先も冷たかったが、より冷たい指先。
こんな時は恋人の常に暖かい手が羨ましく思う。
-冷たい手を暖めて-
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