小説1

□冷たい手を暖めて
1ページ/4ページ


シンドリアという国は朝晩の気温差が激しい。

それに悩まされる天才魔道士ことヤムライハ。

今晩は特に冷える。

冷え性の彼女にはとても辛い。

脚先も冷たかったが、より冷たい指先。

こんな時は恋人の常に暖かい手が羨ましく思う。



-冷たい手を暖めて-

次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ