ドSな彼女〜河合先生とくにっち〜
□回想…河合さんの恋〜Dear my teacher〜
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放課後の保健室…
あたしはめーたんに言われた通り、一人で保健室にいる。
めーたんは、
「ワタシを信じて、ここで待ってるのよ〜♪」
って言って、どこかへ行っちゃった。
人の足音がして、保健室のドアが開いた。
「さっ入って入って♪」
「あのっ…ちょっと人探しに行きたいんでっ。」
笹原先生!
「その探してる人はあちらじゃないの〜?」
そう言ってめーたんがあたしを指差す。
「か…河合さん。」
名前を呼ばれてドキッとした。
先生……笹原先生……。
「じゃ、あたしサッカー部見てくるからごゆっくりー♪」
めーたんはそのまま保健室を出て行った。
close のフダをドアに下げて。
「河合さん…何で…?」
『すみません。最後に…話がしたくて…』
「…俺も、まだいるか校舎の中を探しに行くとこだった…」
『……何でですか?』
「俺も、もう一度話したいと思ってたから。」
『先生……。』