ドSな彼女 第3章

□頑張るくにっち。
1ページ/4ページ

くにっちside…

翌朝。



キンコン♪

部屋のチャイムが鳴って……



もぅ身支度を終えた

柏木先生と河合先生。



30分後に

ロビーで待ち合わせた。


「クシュン……クッシュン!」

「柏木先生どしたのー?クシャミ連発じゃなーい。」


「夕べ床で寝てしまったので、風邪を引いたみたいですの。」

「ふーん。あ、河合先生は大丈夫?」



「……へっ?」

窪内先生ーっ。

その辺訊かないでっ(汗)。



「河合先生はベッドで寝てらしたから……ねぇ。」

「そっ…そーだね//。」



「えっ?あ、ふ〜〜ん(笑)」


窪内っ!



河合先生と

俺を……



交互に見るなっっ!!


『じ…じゃあ、何かあったかいモノ……食べに……』



歩き出した俺に

窪内先生が



コソッと……。


「やるね〜〜♪」

『なっ何の事っすかっ//』


「顔赤くなってるよ〜♪」

『窪内先生が変に勘ぐるからっす//!』



「そーいえば、顔赤くなってなかった?」

『え?』




「……千穂ちゃんも〜♪」



……まっ

まさかー……起きてたとか



……無いよなっ。



〜〜〜〜〜〜〜〜

クラムチャウダーがおいしい店で

朝ごはん食べて……


本当は 観光地を巡ろーかと

思ったけど、


風邪気味な 柏木先生を気遣って


ちょっと買い物とか出掛けて



すぐ戻ってきた。




「わっワタクシ一人で休んでますので、皆さんお出掛けになって……ケホッケホッ。」

「大丈夫?あたし付いてるから…何か薬……」

「ボク買って来るよ〜♪」



「『えっ?』」




「二人は出掛けて来なよ〜♪夜、林先生と飲みにでも行くからさぁ〜。」


ねっ!……って、

窪内先生が


俺と河合先生を見た。



「でもっ……」

『じゃあすみません。河合先生……行きませんか?』

「えっ?」



河合先生が

ビックリした顔で



俺を見た。



『一緒に行きたいとこが……あって。』

「…………」




「行ってきなよ〜♪」


「……じゃあ、ちょっとだけ。」



河合先生を連れて、

ホテルを出た。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ