ドSな彼女 第3章
□頑張るくにっち。
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くにっちside…
翌朝。
キンコン♪
部屋のチャイムが鳴って……
もぅ身支度を終えた
柏木先生と河合先生。
30分後に
ロビーで待ち合わせた。
「クシュン……クッシュン!」
「柏木先生どしたのー?クシャミ連発じゃなーい。」
「夕べ床で寝てしまったので、風邪を引いたみたいですの。」
「ふーん。あ、河合先生は大丈夫?」
「……へっ?」
窪内先生ーっ。
その辺訊かないでっ(汗)。
「河合先生はベッドで寝てらしたから……ねぇ。」
「そっ…そーだね//。」
「えっ?あ、ふ〜〜ん(笑)」
窪内っ!
河合先生と
俺を……
交互に見るなっっ!!
『じ…じゃあ、何かあったかいモノ……食べに……』
歩き出した俺に
窪内先生が
コソッと……。
「やるね〜〜♪」
『なっ何の事っすかっ//』
「顔赤くなってるよ〜♪」
『窪内先生が変に勘ぐるからっす//!』
「そーいえば、顔赤くなってなかった?」
『え?』
「……千穂ちゃんも〜♪」
……まっ
まさかー……起きてたとか
……無いよなっ。
〜〜〜〜〜〜〜〜
クラムチャウダーがおいしい店で
朝ごはん食べて……
本当は 観光地を巡ろーかと
思ったけど、
風邪気味な 柏木先生を気遣って
ちょっと買い物とか出掛けて
すぐ戻ってきた。
「わっワタクシ一人で休んでますので、皆さんお出掛けになって……ケホッケホッ。」
「大丈夫?あたし付いてるから…何か薬……」
「ボク買って来るよ〜♪」
「『えっ?』」
「二人は出掛けて来なよ〜♪夜、林先生と飲みにでも行くからさぁ〜。」
ねっ!……って、
窪内先生が
俺と河合先生を見た。
「でもっ……」
『じゃあすみません。河合先生……行きませんか?』
「えっ?」
河合先生が
ビックリした顔で
俺を見た。
『一緒に行きたいとこが……あって。』
「…………」
「行ってきなよ〜♪」
「……じゃあ、ちょっとだけ。」
河合先生を連れて、
ホテルを出た。