あつみな〜小さな恋のものがたり〜
□付き合う?付き合わない?
1ページ/5ページ
南side…
敦子から告白された翌日…
『おはようございまス!』
いやー、今朝は清々しいでス!
「おー南!」
「おはよー。」
クラスの諸君も元気そうでスね!
「また1人じゃねーかっ。ま〜だ仲直りしてないのかー?」
優人の煽りに余裕で答える高橋南でありまス!
『あぁ敦子なら小嶋さんと話してまスよ!』
「仲直りしたのか?」
「結局すぐ元通りじゃねーかっ!」
『元通り…違うんでスけどねー』
ヤバイ。顔がニヤケまスね。
「何だよ気色わりぃ……」
『気になりまス?』
「……いや別に。」
『ちょい待てーぃ!聞いて下さいよ!』
「何だよめんどくせーなー。」
「まぁ聞くけどナニ?」
さすが冴君!優しいでスねー。
『しょうがないでスね〜実は……』
優人たちが注目してる。
『敦子はボクの彼女になったんでス!』
「エェェェェ!!」
ナハハハハハ……////
彼女……良い響きや……。
「また急展開だな。」
「昨日保健室で何かあったん?」
「ほ…保健室っっ////」
「冴!落ち着けって!」
皆のザワザワが心地良いでス!
「しっかし良くあっちゃんがオッケーしたなー!」
『ちょいちょーい!何でボクが言った設定になってるんスか!』
「違うのか?」
『違いまス!敦子からでス!』
「おぉぉぉぉ!?」
フッフッフ♪驚いたかヤローどもっ。
『敦子が言ったんでスよ…。保健室で毛布から潤んだ目でボクを見て…』
「ウォォォォ!!」
『すき…みなみが…すき……って///』
「たーまんねーなー!!」
『あっ想像したらダメでスよ!』
「あのあっちゃんがねぇー……。」
『言っておきまスけど、まだ内緒にして下さいよ!勝手に喋ったってわかったら叱られまス!』
「はーい。」
教室に小嶋さんと敦子が入ってきた。
「おはよー。」
「…おはようございます////」
オイオイ何で皆敦子見て頬染めてるんや!
「なに?皆おかしい…。」