ドSな彼女 第2章
□新たなスタートライン
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新学期も始まって……
窪内先生と柏木先生、
隠れミーティング中……
「もぅ1ヶ月かぁ……」
「そうですわよ。河合先生と忍さまがお別れになられてから。」
「河合先生はさー……至っていつも通りよ。まぁあくまでハタから見てるとだけどさー。」
「わたくしも意外とお元気だと安心したのですが……」
「時々寂しそーだよねー。」
「そうなんですのよ……すごく遠くを見てるような……」
「…林先生はさーやっぱり前みたいに行けないみたいで。」
「何でですのっ?」
「やっぱり目の当たりにしちゃったからなー。
二人は一緒に暮らしてた訳だし、その……ね。
リアルに考えちゃうんじゃないー。」
「そんなっ……本当にお好きなら……」
「青いねー!柏木ちゃん(笑)」
「んなっ!」
「本当に好きだからこそさー。その辺りを乗り越えるのは至難の技だよー。」
「……っ。」
「ボクらには何も出来ないしさー。」
「……」
「……何かやってみる?」
「ほっ……本当ですのっ?」
「うまくいくかなんてわかんないよー。」
「はいっ!」
「本当河合先生好きだね……あんたも(笑)」
「////」
……というワケで、
窪内先生主催の4人飲み会。
「まぁ…これからもちょくちょく集まってさっ!ねっ!」
「いいですねー。」
「あっ!でしょでしょ?!」
「そうですね。あたしも暇だしー」
「そのわりに夏休み全然携帯繋がらなかったじゃないですのっ。」
「……夏休みは、忙しかったのっ。」
「(ハッ)」
シーーン……
〜〜〜〜〜〜〜
2時間後……
「…じゃあボクと柏木ちゃんは電車なんで。」
「失礼しますですわっ!」
残されるくにっちと河合先生。
「……帰りますか!」
「そだね。」