秋葉原高校〜学パロ短編集〜

□優人の敦子女王化計画 下
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南side…


白衣のボタンを外す。


敦子は ボクをじっと睨んでる。


『み…見ちゃいまスよ?』


「……どーぞ。」



……ゴクリ。


ヤベッ 喉鳴っちゃっ…



だって!


あっあっ敦子がっ……




バニーガールの衣装を 着てる……////



どギツいピンクに、黒のレース

ガーターに、網タイツ。



『あっ敦子っ……!』


思わず 手が伸びるボクの


鼻先で、


『ストップ!』


敦子が 手を開く。



『うぇっ?!』



白衣を羽織った バニーガールのまま

脚に頬杖ついて、


敦子が ボクに迫る。


「南、反省は?」

『ゴメンって敦子!もう絶対敦子しか……』


「じゃ、コレ被って謝って!」



何かのマスクを渡される。




『……何?犬?コレどしたん?』

「狼だよっ!……いーから言って。」



『へ?な……何を……?』


「「ボクは彼女以外の人も、やらしい目で見る わっるーい狼です」って。」



ネクタイを 掴まれて、


めっちゃ頭がクラクラする……。



何や……Sやな……敦子っ//



「言うの?言わないの?」

『わかった!……言いまス。』




ボクは 狼を被って


敦子に 膝まずく。


『ボクは彼女以外の人も、やらしい目で見ちゃった 悪い狼でス。』



「……もう見ない?」


『はい!約束しまス。』


「はい、指切り。」


バニーと狼の

指切り。




固い表情だった敦子が、

やっとちょっとだけ笑った。




…………バニーガールかわぇぇ。。


このまま何もしないのもったいないでス。




『敦子?』

「何?」


『触っちゃ……ダメ?』

「今日は ダメ。」


『何でやー!』

「……南本当に反省したの?」


『したした!だからこそ、今1度敦子の魅力をね?確認して…』

「確認しなきゃわかんないの?」


『いやっそーじゃなくて…』

「とにかく、今日はダメー。」




……ぐぬぬ。


でも……おさまりようが無いでス!!




……あ!


そうだ。





『そっそーいえば このマスクさー……』

「マスク?」


狼さんを

敦子に見せる。



『不思議なんでスよ。』

「何が?」


『ちょっと被ってみて?』

「……あたしが?」


『だって被ってみなきゃ不思議さを説明できないやん。』



「まぁいーや、貸してっ。」


マスクを渡すと、

素直に被る敦子。




「……どこが不思議なの?」


バニーガールの衣裳に、白衣。

頭から狼のマスク。



その異様な敦子の視界は……


今、ほぼ0。


「……ねー南っ?」

『不思議じゃない?』



デスクにある

テーピング用のテープに


手を伸ばす。



「全然。」

『おっかしいなー……手ぇ貸して?』

「手?」


差し出された敦子の両手首を……


「あっ!やだっ!!なっ何してんのっ?!」



素早くテープで ぐるぐる巻いた。



『不思議とー……したくならない?南くんとー……』


「なんないっ!やだっ!南っ!!怒るよ?!」

『今外しても怒るやーん。』


「ったりまえでしょっ//!!」


『じゃ、後から怒られまス。』

「バカっ!外してっ……あっ……//」



バニーガールの衣装はそのままに、


手を差し込んで……




ボクは 敦子を



攻めはじめた。
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