あつみな3 〜夢の河〜

□ヒミツの同棲生活1
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※微裏です。


南side…


「……っはぁ…はぁはぁっ……」



反対側を向いて


まだ 呼吸が荒い敦子と、



もう既に


2回戦に 挑みたいボク。




これはただの

欲求不満じゃない。




7日経ったら 手離さなきゃならない。



心のどこかに……


それまでに

敦子を 壊してしまいたいような



荒れ狂った気持ちが あった。




白い肩に 手を掛ける。


「ちょっと…休ませてっ………」

『休んでていーよ。勝手に…』


「バカッ……それじゃ休めな…っ…//」


うなじに

キスしようとしたら、



逃げるように

「……お水飲んでくるっ!」


って、部屋を出てった。





薄暗い部屋



外からの 外灯の光が

敦子をぼんやり 照らしてる。



ボクのスウェットの 上だけ

ダボッと着て


水を飲む 敦子。



そっと 息を殺して

後ろから 抱きしめた。


「ひゃっ……!何っ……」

『水。飲みに来た。』



「あ…はい。コレ使う?」


自分が飲んでたコップを差し出す。




『……飲ませてや。』

「え、なっ…ふざけん……」


『指が濡れてるから コップ持ちたくないん。』

「何でっ?」



『何で?敦子のコト気持ち良くしたからに決まって…』

「やっ//!ちょっとっバカじゃないの?!」

『あっ!冷てっ。』



コップに残ってた水

かけやがった……。



「みっ南が悪いんだからね//!」

『ビショビショや……。』


「…………。」

『あ、今のは敦子の事じゃ無いでスよ?……あっやめろっっ!!』


コップいっぱいに

水道水を汲んだ敦子が、




「……いーよ 飲ませてあげる。」


って


水を 口に含んだ。




『え……?』

「……んっ!」



口を突き出す 敦子。




ボクは 敦子の

口を 吸った。


コクッ……



「……おいしかった?」


『ん……。まだ……足りない。』



また 水を含む敦子。



3回 4回……



5回目に


敦子が 水を口に含もうとした時……




『ごちそーさま。……ここで しよ。』


「えっ?あ、ちょっと……やっ!!」



さっき

敦子が料理してたシンクに



両手をつかせて……



ボクはまた


指を濡らす。




「んっ…やっ……みなみっ…ここではイヤっ…//」



首を振って

イヤイヤをする敦子。



『……ここでする。』



ちょっと冷たく

言ってみた。



「なんで…っ……」

『いーやん…あんま喋ると……』



敦子の耳に

口をつけた。



『…………イかせてやんないぞっ。』


「……っ////」




恥ずかしさからか

欲求からか……



敦子は もう反抗しないで


大人しく ボクに抱かれた。
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