Long story

□桜。
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「ん?」
















「あ…………ありがとう…ございました!




嬉しかった………です。」





助けてくれる人なんていないと思っていたから_____………




「いやっ俺こそ、笑ってごめん。
ああしないと犯人がわかんなくてさ」






そうだったのか……それで、



「………ひとついいかな?」







「ありがとうってもう一回言ってほしいんだけど。





やっぱり笑顔でさ、お礼は言ってもらいたいよ!」



っ!



自然な笑いの櫻井くん、キラキラしてる………



「とびっきりの笑顔で!」





「う、うん」





笑顔で、笑顔………



「あ____あ_……あり………___っ」



涙がこぼれた。

櫻井くんの笑顔に安心したのかな?



泣くつもりなんてなかったのに!!


「ご ごめ__…っ」


今の俺、変ですよね?





ぐぃ___……


え?

櫻井くんが俺を引き寄せて優しく抱きしめてくれた?


櫻井くん?


「今まで、よく頑張ったな


いいんだよ。おもいっきり泣いて。
俺の胸貸すからさ………」




どうして、どうして櫻井くんが知っているんですか………っ


そんなこと言われたら余計に……涙が溢れて……
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