幽遊白書〜物語〜

□差し伸べてくれた瞬間
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戸弟「こんなものかねェ?」
垂金「ふひひ・・小娘と違う九尾貴様は大人しいのぉ?」
雪菜(あの人が九尾?)
美蠕「・・呪符さえなければ貴様を咬み殺すがな!!」
雪菜(呪符・・)
垂金「ふひひ」
ドカッ
美蠕・雪菜「!?」
飛影「汚らわしい・・」
雪菜「あ・・貴方は?」
飛影「・・あいつらの仲間さ・・」
雪菜「行かなちゃ!」
タタッ
美蠕(動かなくていいや・・どこか行ってもまた捕まるだけだし・・)

僕は小さい頃・・雪菜と遊んでた・・九尾の姿だけど・・僕にとって雪菜は大切な存在だった
だけど人間の姿だから分かるはずもない・・
僕は氷泪石よりも高い価値・・だからつかまりやすい・・ならば闇にいたほうが楽

ビリッ

呪符が破れた・・音・・?

「大丈夫ですか・・?」
パチリ(目を開けた音)
美蠕「・・誰・・」
蔵馬「後で教えますよ」
美蠕「・・ありがと・・」
スタスタ
ットン
雪菜「あ・・」
桑原・幽助「??」
美蠕「雪菜・・僕を覚えてる?」
雪菜「え・・?」
美蠕「この姿じゃ覚えてるはずがないよね・・僕の初めてのお友達・・(切なそうに笑う」
雪菜「友達・・え・・」
美蠕「姿見せてあげる」
フリフリ(尻尾出した)
雪菜「九尾・・美蠕・・?」
美蠕「お久しぶり(ニコ」
桑原「誰だ・・?」
美蠕「僕は死烏美蠕・・九尾の妖怪・・雪菜を守ってきた番犬ってところかな・・(クス」
桑原「マジ・・かよ」
幽助「いてて・・」
美蠕「治癒してあげようか?」
幽助「・・出来んのか?」
美蠕「僕は珍しい九尾で治癒でも攻撃でも感知でも出来るけど・・?」
幽助「・・引っ掻くわけねえよな?」
美蠕「回復させるには手で治癒出来るし舐めて治癒もありだよ」
幽助「舐めるって・・おま」
美蠕「僕の舌は毒でも治せるから」
幽助「すっげ・・」
美蠕「手にしとくよ・・(ッス」
ふわあ
幽助「あったけぇ」
美蠕「ニコ)完了」
幽助「すっげ〜」
美蠕「僕は妖気だけど、なかなか減らないんだよね・・だから治せるんだ(ニコ」
幽助「お前も俺と探偵にならね?」
美蠕「・・・・」
幽助「垂金じゃあるまいし・・悪用なんてしねーよ・・まあ・・手当てとか手伝いしてもらうだけよ」
美蠕「・・まぁ・・垂金を倒したって時点で凄いからな〜・・いいよ・・」
ッバ(尻尾隠した)
美蠕「これが僕の人間の姿、えっと」
幽助「俺は浦飯幽助!あっちは桑原和真!助けてくれた奴が蔵馬・・ここでの名前では南野秀一であっちは飛影」
美蠕「よろしく」

僕に希望を与えてくれたのが貴方でした・・







桑原の家
美蠕「戦った奴が生きてた・・?」
桑原「そうなんだよ!えっと・・メガネの奴」
美蠕「戸愚呂兄弟?」
幽助「そう」
美蠕「で、誘われたと・・?」
フリフリ(尻尾出した)
幽助「暗黒武術大会にな・・四人ゲスト決まってて・・五人目は探し中」
美蠕「ふぅん・・ねえ、幽助の家に泊まらせて」
幽助「なんでい!?」
美蠕「僕家ない・・両親いないし・・」
幽助「別にいいけどよ・・(ポリポリ」
美蠕「ありがと!」
幽助の部屋〜
美蠕「五人目はどうすんの?」
幽助「お前・・戦えるか?」
ぼたん「戦力とか問題じゃないか?」
幽助「いきなり来んなよ」
美蠕「僕、戦えるよ!僕、火や水を操れる・・尻尾見れば分かると思うけど・・僕は九尾・・九本の尻尾にはそれぞれ役目があるんだ・・僕は鬼火を使うことが多いかな」
幽助「補欠は決めてある」
美蠕「女だからって舐めないでね?」
幽助「すでに妖気がすげーよ」
美蠕「ニコ)分かってくれてる」
ナデナデ
美蠕「もっとナデナデして///」

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