Short story

□どっちがほんと?
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グレイは考えていた。

その横には、クールに飲むロキ。



「グレイ、さっきから何かんがえてるのさ?」

「んぁ?いや、アイツの素ってどれと思う?」

「あいつって?」


ニヤニヤしながらロキが聞き返す。
グレイは分かってるクセに……とでも言いたげな顔でロキを軽く睨む。

「も〜恐いなぁ、グレイは♪わかってるよ、ジュビアのことでしょ?」

「アイツ、俺と一緒の時はこう……もっとユルいよな……
でもガジルやルーシィ達と一緒の時はもっとクールな顔してるよな?」

「確かにね。ちなみに僕としゃべる時はクールな表情だよ。
僕的にはクールな方がそそられるけどね……色々壊したくな……」

「アホか。」

グレイは、ロキが言い終えないうちに軽くつっこんだ。

「何?じゃあグレイは自分の前でもクールな表情で接してほしいの?
グレイって案外僕と同じ思考なんだね♪」

「お前と一緒にするなよ!そういう訳じゃねーよ……」


ただ俺だけが独り占め出来る表情であってほしいと思うだけだ……
とは口にしないグレイである。


「じゃあグレイ、後はごゆっくり♪
酔ったらちゃんと家で介抱してあげるんだよ?」


そう言ってロキは、ジュビアと楽しそうに話してるルーシィ達の元へ。
ニヤニヤしながらジュビアに耳打ちする。

「ジュビア、グレイが君の表情にぞっこんだよ……二人で飲んできなよ♪」

「じゅびーん!
わっわかりました〜vvv」

ジュビアは真っ赤になりながらグレイは元へ。

今までのクールな表情から一変、ふにゃりとした柔らかい笑顔で愛しの彼を呼ぶ。
その表情を待ってましたとばかりに、優しい笑顔で愛しの彼女に答える。

この後、二人はピンクのオーラをまといながらギルドを後にした。









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ジュビアってすごく表情豊かになりましたよね?
きっとどちらも素だと思うんですよ。
フェアリーテイルでは気持ちを隠すことは必要ないですから♪

だけと、グレイの前では気持ちが抑えられなくて常にふにゃふにゃしちゃう……

そんなジュビアが大好きだぁ♪


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その後二人はどこに向かったんでしょうか?
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