Short story
□グレイ。
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オレの名前はグレイ。
グレイ・フルバスター。
フェアリーテイルの魔導士だ。
氷の造形魔法は、オレの育ての親であるウルから教わったんだ。
そのウルも、もういない
オレがまだガキの時、
オレの村がゼレフ書の悪魔・デリオラに襲われた。
村は壊滅
両親も死んだ
悲惨な村のなかでウルに見つけられたオレは、
兄弟子であるリオンとともに造形魔法を習得する
あるとき
再びデリオラが現れ、オレは復讐心のあまり、ひとりでデリオラを倒そうとした…
だが当然オレごときが倒せる相手なんかじゃなく…
ウルはオレやリオン、町のみんなを守るために自らの命でデリオラを封印したんだ…
アイスド・シェルで…
自分のせいでウルを失い、町も壊滅。
オレは自分を責めながら生きてきた。
だけど、そんなやさぐれたオレをここまで明るくしてくれたのがフェアリーテイルだ。
ナツやエルザたちと共に過ごす時間が心の隙間を埋めてくれた。
けど…たまにウルの事を思い出すこともある
ふと記憶が甦ってどうしようもなくなる時がある
そんな時、彼女に出会った。
雨女である自分を常に恨みながら生きてきた彼女は孤独に必死に耐えていた。
彼女の名はジュビア。
かつてファントムのエレメント4とし
てオレと一戦を交えたこともある。
あの時はお互い容赦なく戦ったが、
今では痛いくらいの視線でオレを見つめてくる。
こんなオレを好きでいてくれる。
そんなジュビアがいつしか気になりはじめてる
無意識に彼女を探す自分がいる。
『グレイ様〜』
そう明るくオレに話しかけてくる彼女に知らない間に癒されている。
これが愛なのか恋なのかは分からんが、特別な存在だ。
彼女とのこの関係
フェアリーテイルでも生活が今のオレの力の源。
ずっと大切にしていきて行く。
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グレイ様の回想話でした〜
暗っ！(笑)
ちょっと真面目に過去を振り返るグレイがテーマでしたが…
暗すぎたっ(ToT)
もっと文才が欲しいと常に思うこの頃(T_T)