Short story
□風邪引きの夜。
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「ックシュン!」
ミラ『あらあら、めずらしいわね。
氷の魔導士が風邪なんて』
ナツ『おまえ、俺にうつすなよ!』
「バカは風邪ひかねーから安心しろ、ナツ」
ナツ『ぁんだと?!もう1回言ってみろやグレイ!』
「なんか頭いて……
お前といい争う元気ねーんだよ。
俺今日は帰るわ……」
ミラ『ちゃんと寝てるのよ?グレイ』
「ありがと、ミラちゃん」
何でおれは風邪ひいてんだよ!
氷の魔導士だぞ、俺!
そういえば昨日の仕事の時ルーシィ風邪引いてたみたいだったな。
ルーシィのがうつったか……
なんか熱もある気がするぞ……
とりあえず寝るか。
カランッ
ギルドのドアが開く。
ミラ『あら、ジュビア♪今日は遅いのね』
「ミラさん。あの……グレイ様は……」
ミラ『グレイ、風邪ひいたみたいで帰ったわ』
「グレイ様が風邪ですか?!」
ルーシィ『私の風邪がうつったみたいなのよー、様子見に行ってあげたら?』
「ル、ルーシィの風邪が……グレイ様に……………………恋敵ー!!」
ルーシィ『ちょ、待って待って!
あんたが何想像したか予想できるけど
違うから!』
「こーいーがーたーきー!!」
ルーシィ『咳してたんだから離れててもうつるでしょーが!
ミラさん助けて〜(泣)』
ミラ『ジュビア、お見舞いにいくならこの薬持って行ってあげてね。』
「ありがとうございます。ミラさん♪
ジュビア、行ってきます」
ルーシィ『はぁ〜グレイも大変ね〜』
ミラ『ルーシィもね(^o^;)』