企画小説
□自分を大切に
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「そっち行ったぞ!」
「狩屋!止めて!」
「任せろ!ハンターズネット!!!」
今日も今日とて雷門中のサッカー部の練習が行われていた。今は練習試合だ。天馬は状況を見ながら自分もボールを止める為に相手の前をふさぎ…
「ワンダーステップ!」
「あ!!」
上手く技を出してボールを奪うと相手のゴールに上がって行く。
「行かせませんよ!天馬ちゃん!」
「勝負!輝!」
輝は天馬の動きを見ながらスライディングをかましたが…天馬はその行動を読んでいたのかボールを上に飛ばし自分も上にジャンプした。そして輝をかわして着地したのだが…
「貰った!!」
そこに一乃が突っ込んできた。それに天馬が対応できずに…
「わっ!!」
「あ!」
その場に尻餅をついてしまったのだった。
「大丈夫か!松風!」
「はい!ごめんなさい…」
「大丈夫ならいいさ」