企画小説

□どんな時も母は強
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「だから、天馬は俺のだと言っているだろう」
「それは頷けん。俺だって諦める気は無い」
「…天馬!!天馬は俺が好きなんだよな」
「ふぇ…」
「いや、俺が好きなんだろ」
「ふぁ…」

その日、天馬は普通に練習をしていたはずなのだが…だが今は豪炎寺の腕の中で豪炎寺と鬼道から告白を受けている…も…天馬自身が恋愛に鈍感であるため気が付いていないが。

「…誰か助けに行かないの?ねぇ、剣城、狩屋」
「…俺は爆熱スクリュー喰らいたくない…」
「俺も皇帝ペンギン3号喰らいたくないで〜す」
「…弱虫だね」
「いやいや、弱虫は酷いよ」
「俺たち以外にも手を出したくても出せないからな」

信助、剣城、狩屋は周りを見回した。神童や霧野は悔しそうに3人…特に天馬を見ている。

「くそ…天馬に堂々と…」
「天馬は俺を救ってくれた…今度は俺が救う番だよな」
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