リヴァエレ2

□眼鏡【名詞】
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「眼鏡……ですね」





エレンが驚いたように言うと、機嫌の悪いリヴァイが盛大に舌打ちしてエレンを睨む





「悪いか……」






「い、いえ…似合ってます」







エレンは初めて見る恋人の眼鏡姿に驚くばかりだった


長年、リヴァイと共に巨人を駆逐してきた精鋭、リヴァイ班の面々は………






「兵長、コンタクトはどうしたんですか?」





「久しぶりに見ました」






「よろしければ、お貸しいたしましょうか?」






「やはり、お似合いですね」




と、当たり前のような反応だった




リヴァイはペトラに無くした訳を説明していた



エレンはその間もリヴァイをガン見していて、さすがのリヴァイもその視線にたじろいていた





「リヴァイ兵長はコンタクトだったんですね」





“初めて知りました”と目を輝かせるエレンを見て、今更知ったのかと内心思いながらそれは口に出さず……





黒ぶち眼鏡のエッジを押し上げて言う






「これからは眼鏡にしてやろうか」






「俺は普段の兵長も眼鏡の兵長も好きですよ」





エレンのドストレートな言葉にそっぽを向き、そうかと小さく呟く




完全外野と化したリヴァイ班面々はこの初初しい二人を微笑ましく思っていた
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