†猫の恩返し†
□ホントの気持ち。3
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時間が、止まったような気がした。
柔和な笑みを浮かべる彼女と視線を合わす。
何もかも見透かすような瞳に絡む視線。私の体は、まるで縛られたかのように動かない。
何かをされたわけじゃない。
ただ、その瞳に魅入られていた。
そんな、…固まってしまった空気を動かしたのは、彼女のほうだった。
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