落乱小説

□愛しあえる幸せ
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今日も一日君が好きだった。

明日もきっと、君が好き。

そう君に言うと、

照れたように笑って

僕も同じだ

と言ってくれた。


そんな優しい君と、これからもずっと一緒にいたい。

でも私たちは敵同士だから、

きっとそれは叶わない。

いつかきっと、

悲しい結末が待ってる。


だからせめて今は

こうして抱き合わせて欲しい。

好きだと言わせて欲しい。

好きだと聞かせて欲しい。

愛しあえる幸せを、感じていたい。


逞しい君の腕に抱きしめられ、

どうかもう少しこの幸せが続きますように

と、強く願った。




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