【星屑の欠片・日常編】
□プロローグ
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───赦されぬ─
─赦されぬ──
──貴様の罪は重過ぎる───
─貴様に殺された 人の者達は、決して貴様を赦しはせぬ─
────よって貴様に罰を与える──
《死よりも苦しい拷問を───永遠に》
『────分かっているさ』
フと意識が浮上した
夢か……随分と懐かしい、夢を見たな
僕の魂に、呪縛が掛けられたあの日の夢
それは、永遠に赦される事の無い……僕の【罪】
そして、決して降ろされる事の無い……永遠の十字架
決して消える事の無い……僕への永遠の拷問
懐かしい、夢を見た
(それは)
(何かの)
(凶兆だろうか?)
(それとも─)
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