来世の花嫁〜予知夢からみる未来と夢から知る過去〜

□第二十二章〜職場に恵まれなかったら〜
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「…というわけで私は戦えません。姫様もソロさんも了承済です」

ヘタレが戦えない理由を説明する
皆その方が安全だと納得するが頭バカは

「ふはは…残念だ…俺は今ショックで女の裸がみたい…」

そっちみてろ…

「本当は戦いたい…」

諦めきれない頭バカ…

するとまた誰か乱入してきた…

「本当に戦いバカだねえ♪」

「シドー様…」

なんだなんだ…一人はメガネかけたもさっとした男子、もう一人は中年のいかついおっさんで髪はふさふさだが顔はブツブツだ…

「シドー様♪お仕事大丈夫ですか?しかもベリーまで♪」

おネエ巨人の上司と同僚の中間管理職か…ストレスで顔にブツブツが…

「紹介する…俺は魔界図書館館長をしているべリアルという…シドー様が地上へ行くというので部下や同僚が貴様らに無礼を働いていないか心配だから同行した…」

う〜ん、まとも…

「べリアルはかたいよね♪僕は破壊の神シドー♪男色の萌え♪を愛するものさ。アトラスにレポート頼んだけどやっぱり自分で見たくって…仕事投げてきちゃった♪よろしく♪」

……中間管理職…肌によさそうな薬あげたい…

「他人事とは…」

中間管理職に自分を重ねるじいさん…じいさんの頭皮は手遅れだ…

「シドー様…明日には戻りましょう…決裁書類がたまります…」

「ベリーは相変わらず堅苦しいわねえ〜ベリーせっかくだからこっちで本探したら?ついでに出会いも♪萌え♪」

「表向きは新しい本の購入でできている…留守番はアクモンに頼んだが…なるべく早く戻らないと…」

中間管理職……後でよさそうな本あるか調べるの手伝うからさ…

「僕の同人誌じゃなんでダメなの?」

いらん…

「シドー様の冊子はシドー様がお持ちになるのが一番ですから…」

苦労人……シンシアにいい石鹸ないかきいてみよう…サマルにも使えるやつとかならいけるかな…
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