the dayと勝手にコラボ
□眠ったままの情熱
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「はあ…ようやく片付いたね…」
事前に二人にボコボコにされたたんこぶをさすりながらナルシーが一息ついた
「氷で冷やしますか?」
「ありがとう。何なら今から俺と熱い夜を…」
いつもの軽口だ
「はいはい」
適当にあしらう
「やれやれ…君は俺に好意はあると思うが」
友情ならあるけどと答えたら
「素直じゃないなあ…そういえば君の友人ってライアンちゃんが初めてだよね?」
「ええ」
「俺の調べだとホイミスライムだった君と古井戸の底で出会ったってのはわかるけど、そのあたりの話聞いていいかい?」
「ええ構いませんが…何故?」
「美しい俺を友人というのならライアンちゃんとの出会いも美しいものかとね…」
ナルシストすぎる…
「手鏡見ますか?」
「なくても俺は美しいとわかるし…何より君が美しい俺と目と目で会話できなくなるだろ?」
筋金入り…
そういえば僕と会話するときはちゃんと目を見て話している
ナルシストと性癖さえまともなら…毒吐くけどいい人だよな
ソフィア様や「僕」は間違いなく否定するけど
「あなたなりの気遣いと受けとりました。はい…水どうぞ…」
「ホイミンちゃんの素直さは是非ともソフィアちゃんたちに見習ってもらいたいよ」
一言多いけど
こうして僕はナルシーに僕とライアンさんの出会いを話すことに