頂き物、捧げ物
□generation
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「トルネコ殿…その…もうすぐ…」
先ほどからライアンさんがたどたどしく話してくる
どうやらマーニャさんにクリスマスプレゼントを選びたいらしいが、何を選んでいいのか…ファッションやらに詳しい彼女のこと…もし質の悪いものをあげたら大変だからものをみるのに肥えている私に偽物とか掴まされないようにと…
う〜ん…確かに私は品物見る目は体型同様肥えてますし、いいものはわかりますよ…
わかりますけど…
ファッションセンスはないです…
そもそも質のよいもの購入したところでメタリックピンクの鎧とストライプの服愛用するおじさんコンビじゃあ…
まあ…ネネやポポロにもプレゼント買いたいし、それも含めてなら…と…
そして宿屋の部屋割りでライアンさんと同じ部屋にしてほしいと告げたら…
クリフトくんと三人部屋かあ…
本当はクリフトくんとブライさんだったようですが、
「ヘタレにぐっすり眠って欲しいから…すまねえな…ヘタレ空気読めるから…」
いびきのうるさいブライさんを一人部屋にして私たち手狭になるけど…
仕方ないか…
まあ…クリフトくんも黙ってるだろうし