小鉢、椀盛
□ホラー映画同好会(?)活動記録
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池袋駅。
沖田総司と南雲薫は、とある映画を鑑賞するためバスに揺られて数十分、池袋駅へとやって来ていた。
沖田「…なんで僕達、ホラー映画同好会みたいな事してるんだろうね。」
南雲「…2人で観る映画が毎回ホラー映画だからだろ。」
前回2人で観た映画はインシディアス、その前に観たのはラビットホラー3D。
なぜなのか、この2人で観る映画は
毎回ホラー映画なのだった。
沖田「…で、今日観る映画って何だったっけ?」
南雲「呪怨だよ。」
最初は某フリーゲームの青い巨人の映画を観る予定だったのだが、放映時間が午前中だったために朝早くから行くのはめんどい≠フルーズな流れで午後から放映の映画呪怨≠観る事となったのだった。
沖田「とりあえず、早く着きすぎたからゲームセンターで時間潰した後にチケットの列に並んでるけどさ。」
南雲「…あれ、電光掲示板に呪怨≠ェ無いんだけど。おかしいな。」
沖田「スマホで見てる時刻表の映画館と今並んでる映画館、違うんじゃない?」
南雲「あ、ほんとだ。」
まさかの映画館を間違えていたという事実が発覚。
池袋で若干迷子になりながらも2人は移動。
炎天下の中、暑い暑いとぼやきながら歩き、無事に目的の映画館にたどり着いたのだった。
…ゆるゆるである。