誠の武士とかつおぶし。~福猫見聞録~

□第二話
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この浮世はちと奇妙な事ばかりである。

いや、前世の記憶持ちの猫である某が言えた事ではないのだが。

『………。』

「………。」

先程から某に向かって手を伸ばしたり引っ込ませたりしている少年、のような姿をした娘は何者なのだろうか。
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