ヴァルハラ暦35年、地上に魔物が何処からかその姿を現し人々を蹂躙し恐怖に陥れた…
年月は経ち、ヴァルハラ暦336年、魔の長きに渡る支配に一筋の光が射す。
世界に降り立ちし彼の者達、神の力と称された武具を身に纏いて人々を闇の淵から救う。
人々は彼等を神の化身と崇め、彼の者が救いし地に彼等の名を付けた。
北西の地、魔龍を封じし
名弓手 バーバラル
南西の地、魔鳥を退けし
賢人 キオス
北東、南東の地
世界を救いし
剣豪 ディスガルド
ヴァルハラ暦737年、彼の者達は地に伏せ、世界は新たな“力”を手にする。
それこそは失われし英雄達が振るい纏いし武具だった。
希望を持たらし、平和の象徴として生まれし“力”…しかしこの“力”を造り出す技術は僅か50年で歴史の表舞台から忽然と姿を消す。
力は抗争を生み、抗争は戦を呼んだ…戦からは憎しみが芽吹き悲劇と云う輪廻を繰返し
そして
―世界は再び闇へ落ちる―
この物語はここから30年後
ディスガルド大陸の小さな村…
全ての始まりは、
青年達と
失われし“力”との
出会いだった…