他 二次元マイナーカプ駄文
□独占欲(山×金,鉄×金)
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「クソッ…離せ…っよ!」
「いいじゃん。シようぜ」
「ばっ…か!俺はそんな気分じゃねぇんだよっ!!ヤりてぇなら他あたれっ!!」
暴れる金田の腕を掴み、山形は言った。
「俺はおまえとヤリてーのっ!!」
「俺は嫌だ、つってんのっ!!」
つれない金田に業を煮やした山形は、無理矢理金田の唇に自分の唇を押し付けた。
「ん、ん…っ…」
いきなり唇を覆われた金田は頭を振って山形の唇から逃れようとした。
が、山形の唇がそう簡単に離れる筈もなく、そればかりか尚も激しく貪ってくる。
「んぅ…っ…く…苦し…」
涙目になった金田に気付いた山形は、ゆっくり唇を離した。
ようやく解放された金田は、陸に上がった魚のように苦しげに息をした。
「はっ…あ…、おまっ…なに飲ませ…」
口移しで何かを飲まされ、金田は口元を抑え顔をしかめた。
「ん?何って…金田が気持ちヨくなっちゃう薬?好きだろ?」
途端に顔を赤らめて怒りだす金田に、山形は悪びれた風もなく、金田の首筋を撫でるように指を這わせた。
「やめ…っ…」
びくっと跳ねる金田の身体。
「なあ…シようぜ…?気持ちヨくしてやるって…」
「いや…だ…っ…」
気分がノッてる時は自ら誘ったりするクセに…。
いつになく強情な金田に、山形は口を尖らせて文句を言った。
「ンダよ…今日はやけに拒むな…」
咎めるように口にしながら、山形は金田の耳朶を甘噛みした。
悩ましくくねる身体に口元が弛む。