tacit understanding
□初代邂逅 Second Days
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side:緑間景花
♪〜 Du-ru-ru-(ry Up Down 〜♪
「あ、電話なのだよ」
ピッ
「もしもし孝ちゃん、久しぶりなのだよ」
「久しぶりって程じゃないだろ」
「いやいや、私にしてみれば久しぶりなのだよ」
「そうなのか。……あ、今日試合だっただろ?お疲れ様」
「ありがとう、孝ちゃん
そういえば、もうすぐ海原祭なのだよ」
「来週だよな。景花のクラスは何するんだ?」
「メイド喫茶なのだよ」
「はっ!?メイド喫茶!?」
「そうなのだよ。孝ちゃんのクラスは?」
「あぁ、普通にお化け屋敷だよ」
「お化け屋敷か、楽しそうなのだよ」
「じゃあ、暇なときに遊びに来いよ。で、その後一緒に回ろうぜ
「分かったのだよ。そろそろ時間も遅いから切るのだよ。
ばいばーい、孝ちゃん」
「おう、また明日な」
ピッ ツー……ツー……ツー……
「さぁ、寝るのだよ」