小説置き場
□ピエロかくれんぼ
1ページ/18ページ
「ねえ見てよしー」
「なに。」
「参加し優勝するだけで100万円!だって!」
「うさんくさ」
「え、でも参加して優勝するだけだよ?」
「なにで。」
「...パン食い競争とか...」
「しょっぼwwwww」
私のバイト探しのためにぱらぱらと二人でタウ○ワークをめくりながら、気になったページをおっていく。
そんな時に見つけた「優勝するだけで100万円」
「でも参加してみたくない?」
「なにあるかわかんねーじゃん。」
目の前に良いものに興味なさげな紫雲。
「ねーしてみようよー」
紫雲に近寄って紫雲の髪をいじりながら話しかけてみる
「じゃあもし私が百万とったら7:3にしてくれる?」
「それはしない!」
「嘘だよ。でもさ、なんか危ない奴だったらやじゃん」
「そしたら私が守るよ」
「愛玖に守られるくらいなら私独りでも守れるな」
「ひっど...」
さっきまでの興味なさげな態度はどこへやら。参加してくれるみたい。
楽しみだな、