小説置き場
□叶稀の焦った話。
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※このお話は叶稀さんという方にお邪魔していただいてます!
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『じゃあ今から遊びにおいでよ!』
愛玖から唐突にlineが来たのは午前6:30どうやら紫雲と愛玖はお泊まりしてるらしく、今日から遊ばない?との誘いだった。
愛玖と紫雲は同じ高校。といっても私だけ家は一駅違うのだけど。
にしても愛玖さん、早くありませんか。私貴方のlineで起こされたといっても過言ではないぐらいなんだけど。
『行く、10時くらいに。』
『了解ナリー』
少し仮眠をとって8時に起きる。その後着替え、髪を整えると家を出る。九時半、ちょうどいいくらい。
音楽を聴きながら電車に揺られていると、ラインの通知音がした。
『扉開けてる。』
紫雲から簡素なメッセージが届く。多分勝手に入ってきてって意味だと思う。
駅について人ごみの中改札をぬけると、見知った道を通っていく。
そこに一件のオートロックマンションがあり入ると、手なれた手つきで部屋番号をいれると扉が開いた。
ガラス張りの扉をくぐりお目当ての紫雲の部屋へと進む、扉を勝手にあけ入る
「おじゃましまーす、」
廊下をすすむとリビングとそれから紫雲の部屋が見える、リビングをあけようとしたその時、
「んっ..うっ..」
へ...?
紫雲の部屋から喘ぎっぽいものが聞こえ少し耳をすます。
いけないことをしている気分になって冷や汗がでた。
「ここがいいの?」
愛玖の声が聞こえる。え?まじで?
「んぁ...うぅ...」
よくよく聞いてみると、もう一人の声の主は紫雲だった。
「もっと?」
「もっ..と..」
いやいやいやちょっと待って!それ以上進まれたら私の入るスキというものが...!
「ちょ、ちょっとまったあああああああ!」
扉を勢いよくあけると、紫雲の上にまたがり服をぬがしにかかる愛玖の姿があって..
「っしつれいしました!?」
慌ててしめようとすると愛玖がこちらへ進んできて掴まれる
「なんか誤解してね?」
「されてるわww」
「あの、邪魔するつもりは〜って..え?」
誤解??
* * *
「なんだ...マッサージか..」
「一体何だと思ったんだよ...」
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以上、叶稀の焦った話、でした☆