小説置き場

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--Skype着信中--


「もしもしあいk「しぃぃぃいいぃい!!」…遮らないで。」

「あっごめん、いや、あの、ちょっといま私おかしいからほら!」

「そうだな落ち着け、話をまとめよう。」



そもそもこの世界、リアルには希望ヶ峰学園は無い。
だってゲームやアニメの世界の話だから。
しかしパンフレットを見ると、見覚えのある場所に堂々と建っているのが分かった。
そもそも希望ヶ峰学園と言うのは既に廃校となっていて超高校級の絶望たる人がとあるクマを使ってコロシアイをさせていたせっていなのだが。

「もしかしたらこれ、入ったらコロシアイ始まっちゃうのかなー。」

「どうだろうな、俺たちの知っている限りだとそうなる。」

いつの間にかテレビ通話になっていて、画面右端に凄くしかめっ面な自分が映っていた。

「しー凄い顔ww」

「うるせえやい、まぁとにかく、行ってみるか?」

「行こう行こう、始まっちゃったら始まっちゃったで…死なないようにすればいい、二人でいれば平気でしょ?」

「まぁ確かに比較的安全だとは思うけど…」

「じゃあ決まり!!7時に駅集合!!」

「あと一時間なんだけど。」

「じゃあ一回切ろうか、じゃあねー」

---

「…はぁ…。」


どうせ持っていっても没収されるだろうけど取り敢えず財布とスマホとゲームと充電器と、学校に行くのに遊びに行くような荷物を持って外に出た。
制服は何故か外に置いてあった、こえぇ。
それを着て集合場所の駅に行く、銅像前に座りLINEを確認したあとTwitterで呟いて、と。

「しー!」

「はいはい。」

少し遅れてやってきた愛玖も制服を着ていたがやはり着崩していた。
まぁ俺もパーカー中に着てるしいいか。

「制服めっちゃ似合ってるじゃーん」

「着慣れなくて困惑なう、行こう。」


さぁ、楽しい楽しい学園生活へ。



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