小説置き場

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----紫雲side




いつも通りの寝起きだ、あぁ、すっきりする。

早め(AM5:00)に起きた朝はどこかすっきりしていて、とてもまぶしい朝日がカーテンからちらちらと見えている。

特に学生と言うわけでもなくのんびりとバイトで暮らしている俺は、休日の日にたまに早起きをして遊び始めるのであった。

「さーて…郵便見た後PCひらこ…。」

大きく伸びをし顔を洗ってからごっちゃりと届いている郵便を受け取る為玄関へと向かう。
たまーーーにしか見ない新聞、チラシ、請求書。
一気に受け取り適当に机に投げると、新聞の隙間からちらりと、見慣れない封筒があった。

「え、何これ、ラブレターかなんか?かーつれぇー。」

なんてノリノリでその封筒を取る。

何々?'希望ヶ峰学園'…あれ?

「…俺いつからゲームかアニメの世界に入ったんだべ。」

希望ヶ峰学園と言えば、あの弾丸で論破することでおなじみの学園、そんな学園からの招待状が届いてしまうとは自分はどんな超高校級なのか。

「いやそこじゃなくて今俺高校2年生ほどの年齢なんだけど。」

もっと突っ込むところが違う。

まぁいいかと封を開けた。


 紫雲 様 
あなたを「超高校級の幸運」として、我が校に招き入れる事になりました。
つきましては、入学するにあたり希望ヶ峰学園の入学案内パンフレットを同封いたします。


ほわっつ。
なんてこったい。
こんなものに当たっちまうのか。

喜びと、希望ヶ峰学園の本当の姿を知っている俺は、複雑な気持ちでもあった。

「取り敢えず写メって愛玖にも見せよ。」

パシャっとな。
LINELINE……って既に何かLINEで何か送られてるんだけど。

『ああああああああああああああああああああああああああああああ』
『しー!しー!おきて!おきろ!!』
『しぃぃぃいいぃい!!』
『希望ヶ峰学園からなんか届いたよおおぉぉぉおうお!』
『画像』
『ほらああぁぁぃあ!』

荒ぶってた、てか愛玖にも届いてたのか…。
画像は希望ヶ峰学園からの封筒の写真だった。

『おーおー、愛玖にも届いてたかー、俺も俺もー。』
『画像』

『ふぉぉおぉ!?』
『まじでぇぇ!!???』

『取り敢えずSkypeするか、落ち着け。』

スマホを隅に放りLINEの通知は無視してSkypeを立ちあげた。







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