novel

□敏弥の観察日記☆U
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おひさしぶりの敏弥でぇーす☆

前回お伝えした通り
うちには二組のカップルがいまぁす☆
相変わらずのバカップル
堕威くんと薫くん
そして
ツンデレな殿と姫
今回もそんな二組のカップルぶりをお伝えしまぁす☆

先ずは…二組の愛の巣へ
潜入捜査 してきまぁす☆

早速♪
バカップルの愛の巣訪問
「おぉ!!敏弥!上がれや♪」
「珍しいなぁ♪敏弥が家に遊びに来るなん♪」
さすが バカップル
二人手を繋いでのお出迎え
「お邪魔しまぁ〜す☆」
リビングへ通されて
来客用のソファーへ腰かける
堕威くんと薫くんは…
大きなソファーの真ん中で密着…
ソファー…
そんなにデカくなくても良くない?

「敏弥?ビールでええ?」
「うん♪頂きまぁす♪」
「は〜い♪」
薫くんがビールを用意してくれて…晩酌
「はい♪堕威のも
「薫ぅおおきに敏弥?お前、飯食うたん?」
「いや、まだ…」
仕事終わりで俺が晩ご飯がまだなのを知ると 薫くんが何か作ってくれる事に…
暫く、堕威くんと2人で話してたんだけど…少しずつ、堕威くんの落ち着きがなくなってきた
グビッとビールを飲み干した堕威くんは…
「あ!!俺…ビール取ってくるわ!!敏弥もいるか?」
「ぁ…うん♪頂くぅ♪」
俺の答えを聞くと 急いでキッチンへ…
………
堕威くん…遅いな…
全然戻って来ない…
こっそり 様子を窺いに俺もキッチンへ

「薫ぅ
料理してる薫くんの腰を抱き締めベッタリな堕威くん…
「堕威…敏弥来てるんやから…敏弥の相手もしてあげんと♪」
「…せやけど…薫と一緒やないと…全然落ち着かへんね〜ん…薫と一緒に居りたいわぁ…薫と離れたない…俺は薫がええねん」
「堕威ぃ
ちゅうぅぅぅぅぅぅぅ
うわぁ!!すっげぇラブラブ…普段からラブラブだけど…家だと更にラブラブなんだな…
落ち着きがなくなったのは…薫くんとベッタリしたくて禁断症状出てたんだ…
「堕威堕威の好きなおつまみも作ってるから…もう少しだけ待っててな
「ええ〜…薫ぅ…俺、もう待たれへんよぉ…」
「堕威…お願い…もう少しだけ…な…」
出た!!薫くんの必殺技
悩殺上目遣い
「かっ♪薫ぅそんならもう少しだけ…我慢して待ってみようかなぁ
「堕威ぃありがとう…頑張って我慢してくれる堕威には…おつまみだけやなくて…」
まさか…また 時間無制限薫くんの食べ放題?
もしかして
「うん今夜も俺の事…いっぱい食べてなぁ
「うっはぁ〜今夜も薫の食べ放題や薫ぅそんなら、敏弥の相手もしたらんとアカンし♪向こうで敏弥と待ってるなぁ
「うん
ちゅうぅぅぅぅぅぅぅ

慌ててリビングへ戻るとビール持った堕威くんがご機嫌で戻ってきた
堕威くん…ホントに薫くんの事…溺愛してるんだな(笑)
薫くんも 堕威くんを溺愛してるから…堕威くんの扱いがすっげぇ上手いのね(笑)

「堕威出来たでぇ
「は〜い
料理が出来上がると堕威くんは急いでキッチンへ
料理を運ぶ堕威くんの腰に手を回して…今度は薫くんが堕威くんにベッタリ
なるほど…いつもこんな感じでベッタリなんだな
薫くん…堕威くんはよく家事を手伝ってくれるって言ってたけど…自分もベッタリしたいし、薫くんにも自分にベッタリして欲しいから…薫くんがベッタリ出来る様に手伝いしてるんだ
すげぇ…どこまでラブラブなんだよ
ホント…お互い溺愛してるんだな

「どうや♪薫の料理めっちゃ美味いやろぉ
「うん♪マジで美味い♪」
「せやろ〜毎日俺は♪こんな美味い薫の料理食べてるんやでぇ羨ましいやろ
「!!うん♪羨ましい♪」
すっかり上機嫌で薫くんの料理を自慢しまくる堕威くん
堕威くん…胃袋までガッチリ掴まれてるな(笑)
「堕威がこんなに自慢してくれて俺、めっちゃ嬉しい
「薫ぅ
ちゅうぅぅぅぅぅぅぅ
「せやけど堕威堕威も、おつまみはよ食べてなはいあぁ〜ん
あぁ〜んする堕威くん
「あぁめっちゃ美味い薫ぅ死ぬほど美味いわぁ
「堕威ぃ
ちゅうぅぅぅぅぅぅぅ
…おぉ〜い!!
俺の事…見えてます?
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