〜絆〜 (FAIRY TAIL)
□第二話
1ページ/9ページ
ーアルヴィスside
ナツたちがマカオを連れて帰ってきてから数日が経った。あれからナツとハッピー、そしてルーシィがチームを組み、いくつか仕事に行ったらしい。なんでもルーシィがメイドゴリラをボコボコにしたって聞いたけど……大方ナツが何かしたんだろう。
「兄さん〜手紙だよ〜」
『手紙?ありがとうミラ』
ミラから手紙を貰い、アルヴィスはその手紙を見て顔を顰めた。
『…(面倒くさいものが来たな…)』
「…?兄さん、どうしたの?」
『、いや何でもない。ちょっと二階に行って来る』
「うん」
アルヴィスはミラに仕事を任せてカウンターから離れて二階に行った。
あーぁ、早く帰れるといいな…
ーアルヴィスside end
「う〜ん……」
ルーシィは仕事の依頼が張り出された掲示板の前で、どのクエストをやるのか悩んでいた。
「“魔法の腕輪探し”…“呪われた杖の魔法解除”……“占星術で恋占い希望”!?……“火山の悪魔退治”!!?」
と、様々な依頼書が貼られたクエストボードをじっと見つめるルーシィ。
「へぇー…依頼って色々あるんだな〜」
「気に入った仕事があったら、私か兄さんに言ってね。
今はマスター、定例会に出ているから」
「定例会?」
「定例会っていうのは地方のギルドマスターたちが集って定期報告をする会よ
評議会とは違うんだけど…
リーダス、ヒカリペン貸してくれる?」
「ウィ」
ミラはルーシィに定例会の説明するため、リーダスにヒカリペンを貸して貰った。