女剣士 (イナズマイレブン)
□第七話
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ー決勝戦当日
決勝戦の相手は雷門中。
弱小と言われてた雷門イレブンは、あれから猛特訓し、ここまで来るのに困難もあった。清香は、雷門イレブンを案内する為に校門で待っていた。
「燃えてきたぜー!」
『来たようだな。』
「「「!」」」
雷門イレブンは、帝国学園の建物を見てて、突然の声に驚く。そこにいたのは清香だった。
「お前!」
「帝国のエースストライカー 剣城清香‼︎」
「ひぃ⁉︎」
「あの時の凄い必殺シュートをした人っす!」
「…」
『…』
清香は雷門イレブンを見た。そして新監督である響木も。
『…全員、揃っているようだな。』
「あぁ⁉︎なんだその言い方は!まるで俺等がー」
「よせ!染岡‼︎」
『…私はお前等を安全に部室まで送ること。…ただそれだけだ。』
「剣城…。」
『…案内する。こんな所に立ってても意味ない。』
清香は、雷門イレブンが使う部室を案内する為、先頭に立って歩いていた。それに続く雷門イレブンは渋々清香について行った。そんな気不味い中、円堂は清香に話す。
「剣城!今日はいい試合にしような!」
『……いい試合に出来たら、な』
清香はこれからの出来事を不安になった。
「……」
考える夢中になっていた清香は、豪炎寺が清香を見ていたことに気づかなかった。