〜絆〜 (FAIRY TAIL)
□第三話
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キモッ
「こんなナツ見た事ないわっ!!!」
ミラは説明しながら絵を描いていた。
「ナツは昔、エルザに喧嘩を挑んでボコボコにされちゃったのよ…」
「あのナツが⁉︎」
ルーシィはナツがボコボコされたことに驚く中、近くにいたマカオとカナが話す。
「グレイは裸で歩いている所を見つかって、ボコボコに…」
「ロキはエルザを口説こうとしてやっぱりボコボコ、自業自得だね」
「やっぱ、そういう人…」
ルーシィはロキに呆れていた。
「ナツ、グレイ、頼みたいことがある」
「「えっ⁉︎」」
「仕事先で厄介な話を耳にした
、本来ならマスターやアルに判断を仰ぐところだが、早期解決が望ましいと私は思った。
…本当だったらアルと行きたかったが、今さっき行ってしまったのでな…2人の力を貸してほしい、着いてきてくれるな」
「「…」」
エルザの頼みにナツとグレイは無言で顔を合わせる。
「どういうこと?」
「アル以外誘われなかったあのエルザが…」
「始めてか?」
「出発は、明日だ。準備をしておけ」