主
□倒錯的異常性欲
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「っ…!?」
パニックになり、バタバタと暴れるも、しっかりと抱きしめられ動けない
「心外ですね、さっきの言葉。盗めないものが私にあると?」
「…まさか?」
「えぇ。その、まさかです」
暴れるのをやめると、後ろから固定していた力が少しだけ緩んで、振り返ることができた
その、視線の先にはさっきまテレビの主役だった白装束の男がいた
「怪盗キッド!?なんで私の家にいるの...?」
「舞嬢が挑戦状を私に叩きつけましたよね?」
「…人恋しい気持ちを盗んでみろ、とね」