□Acid chocolate
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昨日のこともあって舞に朝会っても今までのような素直な笑顔を見せれる気がしない。


貼り付けたような感情の読めない笑顔で舞と学校へと向かう。


「…それでねー。芸人さんすごく面白かったんだ!」


「そうだね。面白かったね。」


「快斗?からかってるの?」


「まさか。ってか今日の放課後暇?来ない?」


四六時中抱いてたい。
ってか監禁したい。
外は危なくて舞にとっては有害なモノ者物だらけ。


そんな所に置いとける訳がない。



「うん!イチャイチャしたいなーって思ってたし、いいよ。」


心はやっぱりオレにある。やっぱり舞は騙されてたんだ。あんな軽薄なヤツが舞を大切にできるわけがない。


本音を言うと、人目につかせる時点でもうアウト。自分の大切な奴なのに、信頼のおけない周囲の目に晒す時点で大切にしてない。


喋るなんてもってのほか。騙されて悲しい顔を見たくない。


できれば殺してしまいたい。そうすれば悲しませることはなくなるし、オレの手元から離れられない。
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