Short story
□Surprise/ジョージ編
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3年の、春だった
クディッチ杯に向けて、練習も徐々に本格的始まり、俺たちはクタクタになるまで練習をしていた。
クディッチのメンバーに選ばれてから、俺とフレッドは女の子から話しかけられることがグッと増えた
大広間での食事の時間も、心なしかところどころから
フレッドがどうとか
ジョージがどうとか
そんな話が聞こえる
気にしてたらきりがないので
いつもは耳塞ぎ呪文で聞こえないようにしてしまうのだが
その日は、たまたま
そう、たまたま、呪文をかけなかったのだ。