進撃のリヴァイさん!!!
□乱入・進撃のハンジさん!!!
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1月も2週間が過ぎた頃。まだ、冬休みなステラはようやくインフルエンザから回復し、アルバイトにも復帰した。
バイト上がりの昼下がり、平日になり始業式やら、仕事始めの周囲の中、彼女は自転車をこいで久しぶりの一人の時間を楽しむ。
主人公はボッチではないのを、証明したい。
向かいから、彼女の友人(捏造m(__)m)の、ジルと出くわす。
ジル・ワイズナー(19歳)
彼女とは中学からの友人で、同じ学校に通う。
黒髪のショートヘアの、口が悪いが、さっぱりした性格と女子なのに、女子にモテる不憫な少女だ。
ジャニーズ顔と呼ばれ、本人は嬉しくない。今日は紺のジャケットに同色のパーカーにスカートに赤いタイツと、スニーカーを履いている。
ステラは手を振って喜ぶ。冬休み中は、インフルエンザと連絡し、他の友人とも会えなかった。
「ジールーッ!!!久しぶりー!」
「ステラぁ!インフルから生還した?あけまして過ぎたけど、今年もよろしく頼むよ!……ちょっとぉ、また課題やろ?!アタシ、全然やってない。」
「嘘だ。貴様のことだ、ギリギリになって傑作作る癖にさ。」
「馬鹿。あんたの進撃の蟻に勝てる作品なら、ピカソか東山魁夷位だわ。」
日本の名画家を出してくるが、東山さんに大変失礼だ。ステラは苦笑いを浮かべる。全く、手をつけられてないのは、自分も同じだからだ。
話しを変えてしまう。
「あ。そうだ。……マリアのクソは会った!アイツ最近、バイト先に来ないよ。」
「マジ?インフルじゃね?それか、彼氏といちゃつき過ぎて課題忘れてんだよ。……イオも故郷に帰ってるから、冬休みギリギリまで課題ほっぽってるよ。」
「はは、イオらしいね。」
空笑いするステラに、ジルは頭に手を置いて、励ます。元気がないのを知っていた。
「大丈夫だよ。スランプから乗り越えられるって。……今週末空いてるよ?」
「私と遊んでくれないか?頼む、頼む。私という人間と遊ぶという、つまらぬ暇潰しになるが、遊んで下さい、お願いしまぶ!???」
友人にいつも、頬を摘ままれる。