進撃のリヴァイさん!!!
□調教7 主、眩惑
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あん!あぁん!んんっ!
そこは、らめぇえ!!!!!!
いいじゃないか、いいじゃないか。いいじゃないのぉ。
だめよぉ…ダメ、ダメェぁあああ゛ああイェがァあ゛あ!!!!!!!
隣のカップルはかなり盛り上がりのようだ。
さて、まだ夕方18時。
夕食の前に、リヴァイは甘い時間を過ごしたいようで。
ベッドにくそ間抜けタヌキ人間を寝かせたまま、起き上がろうとしない。
彼は横に寝そべり、ステラの顔をただ見つめ。見つめ、見つめ、耳をつねり。頬をつねる。
痛がる彼女は、ベッドで跳ねるがリヴァイは楽しいらしく、眉間のシワが薄い。
「イデ?!!ぎょんッ!??…無表情でつねらないで下さいませんか。」
「……。」
「リヴァイさん。眉間のシワが薄くなってますねー。」
ステラはついつい、「兄ちゃん」の時みたいに、触れてしまい、恥ずかしくなり途中で手が止まる。
離そうとすれば、右手を掴まれ、リヴァイの首筋に近づけられた。
「…っ」
彼は、言う。
隣の激しい熱情は、気づいていた。ああはならずとも、キスをしたい。深めたい。リヴァイは「恋人」になったステラに、教えたい。
「…触れろ。」
「触れてます…よ?」
「…っ…ステラ、俺とお前はどんなだろうな。隣の豚共は、交尾の真っ最中だがな。」
「やめてくださいよ???…黙ってたのに?!!!ほ、本人達の愛を阻む権利、私にはありませ」
リヴァイは彼女の顎を掴み、睨み付けた。そっくりそのままが、自分達に言える。彼は、それを待っていた。
邪魔されてたまるか。と、リヴァイは悪意をこめ、呟く。
「俺達もだろ。邪魔する奴等に権利があるか。楽しめばいい。」
「いや。楽しむって。な、何を…。」
「こうだ。」
リヴァイは顎を掴んだまま、ステラの頬を口付ける。唇にしたら、襲いたくなる。自分でも様子をみる。
ふわりと柔らかい感触が、ステラの頬に伝わる。柔らかく熱く、冷たい。
彼女は赤くなり、リヴァイの顔をじっと見つめる。
鋭い瞳に、鼻筋は細く高い。髪は黒く、なめらかな肌をしている。