進撃の星屑スープ

□二歩
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あの後壁内に入れられ、見知らぬ部屋の椅子に座らせられていた


「よーし、全員揃ったね
じゃあまず、君の名前は?」
『………ヴィオラ』
「へぇ〜っ!ヴィオラって言う名前なんだ、可愛い名前だねぇ」
「いいから、質問をしろ」
「ごめんごめん、あの森は君が拠点として活動していたところ?」
『…一応』
「じゃあ、どんな巨人を見てきたの??」
『私たちと同じ……
私たちと同じ言葉を話す巨人』
「「「!!?」」」
『ずっと喋っていた、誰かの名前をずっと言ってた
上手く聞き取れなかったけど、“ナントカ、る様”って言ってた』
「……で、その巨人はどこに…?」
『知らねぇ、その森で見かけてから南の方に走ってったきり
言語を話す巨人なんて、聞いたこと無かったし
あと、夜は活動しないらしい
日が沈むころに、彼奴等は南に帰ってた
近くに居た私の事を気にも止めて無かったからね』
「夜に活動しない事は実験で検証済だよ
じゃあ話を変えるけど……」
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